住宅ローンの借り換え審査を受ける前に、最低限の知識として最新金利は見ておきましょう。

あまり使われない元金均等返済

住宅ローンの返済では多くで元利均等返済方式となるため、元金均等返済での契約はあまり行われていません。しかし、中には元金均等返済での住宅ローンとなる金融機関もあり、知識として元金均等返済とはどういったものなのか、元利均等返済と何が違うのかは知っておくと良いです。

元金均等返済にもメリットもデメリットもありますので、返済方式が選べる住宅ローンを利用する可能性も考え、自身に合った返済方式かの確認もしておきましょう。

元金均等返済方式の基本

元金均等返済方式とは、その名の通り元金が均等な支払いを進めていく返済方式となります。元利均等返済では各回の元金と利息の合計金額が均等となる返済であるのに対し、元金均等返済では元金のみが均等となります。

つまり、元金部分ではない利息を含めた支払い総額自体は均等にはならず、元金均等返済方式では各回の支払い金額が回数を重ねる毎に変化していきます。

3,000万円の30年ローンを1%の金利で利用しているとした場合には、元金均等返済の初回支払額はシミュレーション上では108,333円となりますが、60回目の支払い時には104,236円の返済金額となります。

1回目も60回目も支払い金額の中の元金分に関しては変動せずに83,333円ですが、元金が減ることによって利息の負担が減少するため、1回目の支払い時には25,000円だった利息が、60回目には20,903円と少なくなります。

利息が減った分で支払い金額が変わっており、支払いを進めるにつれて負担が軽くなっていく返済方式となります。

元金均等返済のメリットとデメリット

各回で元金分が均等となる元金均等返済は、支払う元金分が一定となるため、効率的にローン残高が減らせるメリットがあります。残高が減れば利息も減少し、当初の予定通り繰上げ返済を一切行わずに返済を進めた場合には、支払い総額が元利均等返済よりも軽くなります。

また、ある程度の返済が進んでくると、各回の支払額が元利均等返済よりも少なくなります。やはり利息負担が減ってくるためで、毎月の返済負担を軽くした余裕のある支払いが出来るようになる利点もあります。

しかし、元金均等返済は当初の返済負担が重いデメリットがあります。数年間から10数年間は元利均等返済よりも各回の支払い金額が大きくなりがちで、どうしても毎月の返済負担が大きくなります。

その分だけ最終的な利息総額が抑えられるのですが、毎月の返済負担の軽さが武器となる元利均等返済が繰上げ返済を積極的に行うと、結局は支払い総額もほとんど変わらなくなる場合もあります。

繰上げ返済を一切行わない、当初の予定通りにしか支払いを進めない条件で比べれば元金均等返済の方が最終的な負担が軽くなりますが、繰上げ返済を使う予定であればメリットは薄れてしまいます。

なるべく余裕のある返済で

住宅ローンの支払いが軌道に乗るまでには、日数を要します。一ヶ月や二ヶ月程度ではなかなか慣れないもので、毎月の返済の負担が重く感じる生活を送る日々となる場合もあります。

そのような状況の中で当初の返済負担が大きくなる元金均等返済では、やはり金銭面でも余裕がなくなってしまいます。もちろん返せる範囲でしか住宅ローンは組めないので、いきなり返済が不能となるわけではありませんが、それでも生活の重しとなってしまうのは事実です。

元金均等返済でも余裕がある返済が出来る、さらに繰上げ返済も出来そうといった環境であれば理想ですが、特にそこまでの余裕がないのであれば、無難に元利均等返済にしておく方が良いかもしれません。

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