住宅ローンの借り換え審査を受ける前に、最低限の知識として最新金利は見ておきましょう。

基本とも言える返済方式の元利均等

新規でも借り換えでも住宅ローンの返済プランを見比べていると、金融機関の多くでは元利均等返済での返済計画が書かれています。返済方式には大きく分けて元利均等返済と元金均等返済の二通りがあるのですが、返済プランとして提示されているのは元利均等返済が多いのです。

理由として単純で、元利均等返済は元金均等返済に比べて分かりやすく、返済のプランを提示するに適しています。どちらの返済方法にもメリットもデメリットもあるのですが、まずは基本とも言える返済方式の元利均等返済の内容を知っておきましょう。

そもそも元利均等返済とは何か

元利均等返済とは元金と利息の合計額が均等である返済方式となり、各回の返済における元金と利息の合計が同じ金額になるように設定されています。住宅ローンを借り換えた際の一回目の返済でも、10年後の返済でも、または20年後の返済でも、元利均等返済では返済額は変わりません。

もちろん見直しによる返済額の変更があれば話は別ですが、金利は変動しない、返済額も見直しがされないのであれば、元利均等返済における返済額は当初の支払額も何年後の返済であっても同額となります。

ただ、最終の返済回においては支払額が調整のために変わる場合もあり、僅かですが増減する可能性があります。

元利均等返済のメリット

元利均等返済は元金と利息の合計額が同じようになる返済のため、返済の計画が立てやすい大きなメリットがあります。元金均等返済のように月々の返済額が変わるわけではないので、それこそ賃貸住宅の家賃の支払いの感覚で住宅ローンの返済が出来ます。

また、同金額で同期間の住宅ローンの返済であれば、当初の返済金額は元利均等返済の方が少なく済む場合が多いのもメリットです。住宅ローンを組んだ当初は計画も立てづらく、実際に支払いをしてみないと生活レベルがどのようになるのかが分かりづらいので、はじめのうちの返済額が少なく済むのは助かります。

元利均等返済のデメリット

分かりやすさや当初の負担減が期待できる元利均等返済ですが、デメリットもあります。それは、各回の返済額が少なくなる分だけ利息負担が増えてしまう点です。

3,000万円の30年の住宅ローンを1%で組んだとし、元利均等返済と元金均等返済で完済までにかかる利息差を試算すると、元利均等返済は利息が4,737,069円になるのに対し、元金均等返済では4,512,620円で済みます。

差額が20万円以上となってしまうために元利均等返済の方が利息面では不利となりますが、負担が軽い分だけ繰上げ返済がしやすいのが元利均等返済の良さでもありますので、積極的な繰上げ返済が出来るのであれば、元金均等返済に対してデメリットとなる元利均等返済の利息負担は軽減されます。

元利均等返済は各金融機関が主流としているだけあり、分かりやすさもメリットも大きな返済方式であると言えるのです。

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