住宅ローンの借り換え審査を受ける前に、最低限の知識として最新金利は見ておきましょう。

変動金利が高くなった場合

変動金利が短期金利の上昇によって大きく上がってしまった場合には、返済にかかる負担が当然ながら大きくなります。5年毎の返済額の見直しは25%の上昇までに限られますが、金利が上がればその間の返済額に対する利息の割合が大きくなるので、元金の返済ペースが鈍化します。

変動金利は利率の低さが魅力の商品となりますが、将来的な金利上昇のリスクは常にあり、いつ金利が上がってもおかしくないのも事実です。しっかりとリスクを知った上で変動金利の住宅ローンを利用するのであれば良いのですが、「金利が上がったら固定金利に借り換えれば良い」と軽く考えていると、大きな失敗をする可能性もあります。

変動から固定への金利変更

変動金利で借りている住宅ローンの金利が大幅に上がり、今後も金利の上昇が見込まれる場合には、固定金利への乗り換え、借り換えを考える方も多くなります。短期金利、長期金利と上昇をすれば固定金利も上がりますが、それでも今後の変動金利の上昇リスクを考えると、金利が上昇局面にあると固定金利の安心感が買われるようになります。

しかし、変動金利から固定金利への借り換え、変更は、多くの場合でうまくいきません。もちろん固定金利に借り換えることは可能ですが、一般的に金利の動きは変動金利よりも先に固定金利となり、変動金利が大幅に上昇している局面においては、既に固定金利も目一杯上がっているのです。

つまり、変動金利が上がってから固定金利に乗り換えた、借り換えたのでは、既に遅い場合が多いです。

数十年単位の返済計画を立てる

変動金利はリスクがあるタイプですが、その分だけ利率は固定金利に比べると大幅に低くなっています。仮に変動金利が契約時点からローン完済時まで変わらないとすれば、支払う総額では数百万円から、借りる金額や返済をする期間によっては1,000万円を超える差が出る場合もあります。

しかし、実際には金利が完済時まで変わらないといったことは現実的ではなく、ここ10年ほどの変動金利の推移を見てみると、低い水準で大きな変動はありませんが、いくらかの上昇局面も見られます。

金利推移を見てみると、今後は金利はもはや上がるしかないように見えますが、実際に上がるのか、またはこのままの低い水準で推移を続けるのかは分かりません。

どちらであっても良いように、今後の数十年という長い付き合いになる住宅ローンの返済は、目先の金利だけを見るのではなく総合的に判断をする必要があるのです。

最終的な判断は自分自身で

とは言っても利率が優れる変動金利は、やはり魅力のある商品となります。自分の中で変動金利と決めていて、誰かに後押しをしてもらいたいがための中途半端ななアドバイスは、寧ろ受けない方が良いでしょう。

今後の金利が上がる、下がるといった状況に直面したとしても、アドバイスをした方には何の責任も負ってくれません。住宅ローンの支払いを進めるのは自分自身となりますので、下手な「○○の方が良い」といった内容は軽く聞き流す程度が良いのです。

当サイトでも変動金利が優れる、固定金利が良いなど、特に優劣を付けているわけではありません。あくまで住宅ローンの情報を提供しているに過ぎませんので、最終的な判断は自分自身で行うようにすべきです。

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