住宅ローンの借り換え審査を受ける前に、最低限の知識として最新金利は見ておきましょう。

手数料の負担は分かりづらい

住宅ローンを比較する際に気になるのは、何も金利だけではありません。様々な諸費用も気になるところで、中でもどうにも引っかかるのが事務手数料です。

手数料が必要となるのは仕方が無いとしても、何%と書かれているところと、定額で一律いくらと決まっているところがあるため、比べづらいのです。2.16%と54,000円の事務手数料では負担をする金額も大きく違い、金利差があるとしてもどの程度まで許容が出来るのかがぱっと見では分かりません。

全て年率で考えてみる

事務手数料の負担も含めて総合的に比較をするなら、手数料を年率に換算するのが最も手っ取り早いです。年率に換算できれば金利に手数料分のパーセンテージを加え、トータルの金利負担として比較をすれば安い住宅ローンが見付けやすくなります。

金利が低くても手数料で大きく負担が増えるようなら結局は高金利と違いはありませんし、逆に金利が一見すると高いとしても、事務手数料の負担額が小さければ返済を進めていく上での負担は抑えられる可能性があります。

全てを同じ土俵で比べないと正しい比較が出来ませんので、まずは借り換えを行う金額と返済期間をイメージし、年率に換算するところから始めます。

仮に2,500万円の借り換えであるとすれば、事務手数料が2.16%なら金額にして540,000円になります。非常に単純な計算をすれば、返済期間を25年とすると540,000円の手数料は0.17%~0.18%の金利と同等の負担となります。

返済の進め方などにもよって変わるのであくまで参考数値ですが、2,500万円で25年の返済期間がある住宅ローンに対する2.16%の事務手数料は、比較をするにあたっては金利に対して0.17%~0.18%を加えた数値が総合的な負担をする金利分と言えます。

また、同金額、同期間の住宅ローンで事務手数料が54,000円の場合には、0.02%程度の年率換算となっています。

金利が低いと事務手数料が高い

住宅ローンの傾向として、金利が低いと事務手数料が高くなります。高いというよりは、低金利の住宅ローンは多くが2.16%の事務手数料の負担としており、金利だけを見れば優れた水準に見えますが、実際には上記のように掲載をして年率換算をしてみると、そこまで違いが無い場合も多いのです。

3,000万円を30年の返済で借りる住宅ローンの場合には2.16%の事務手数料は0.14%~0.15%程度の年率換算の負担となりますが、それでも低金利とされる住宅ローンの金利に0.15%を加えてみると、思っていたよりも金利が低くならないものです。

表面上の金利だけを見て飛びつくと失敗をするというのはこのためで、しっかりと総合的に判断をし、金利だけでなく様々な角度から自身の求める住宅ローンを選ぶようにしなければなりません。

定額タイプなら安心感もある

事務手数料が一律で決められている定額のタイプとなる住宅ローンは、分かりやすさの面でも安心感があります。一目でいくらの負担になるかが分かり、年率への換算をしてもほとんど影響はなく、負担額の比較もしやすいのです。

事務手数料で失敗をしたくない、金利以外に余計な大きな負担を背負いたくないと考える方は、事務手数料が定額となるタイプの住宅ローンを利用すると良いでしょう。

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